カナダ紀行 (1998.9.25掲載)

仕事の区切りを利用して妻とカナダを旅行しました。名古屋空港を8月7日(金)に発ち、7泊9日の日程で15日(土)に帰着しました。主な観光地は東部のナイアガラの滝とその周辺、中西部のバンフに滞在してのカナディアン・ロッキーにある幾つかの国立公園などです。
カナダへの旅は勿論二人とも初めてで、旅行中全然雨に会わなかったことも幸いし広大で美しい自然にすっかり魅了されて、今までの海外旅行のうち最も感動した旅行の一つになりました。またカナダは自然保護に積極的に努めており、野山や市街地で日本ではめったにお目にかかれない野生動物にも会いました。
旅行の日程とおおよその場所はこの図表の通りです。
この旅を通じて撮影した2時間半余りのビデオテープから、記念になる景色などを観光先毎に分けて取り出した写真をご紹介します。またこの旅行中に描いた葉書絵を「カナダ寸描」というタイトルで、先月末のこのホーム・ページに掲載しておりますのであわせてご覧ください。

1 トロント

今回のカナダ旅行の最初の宿泊地です。ナイアガラに向けて出発する前とナイアガラへの途中に立ち寄った市内の様子をご覧 下さい。

「 トロント 」 オンタリオ州議事堂、議事堂ロビーでの妻、トロント大学、リ ス。


2 ナイアガラ

滝へ向かう途中立ち寄ったナイアガラ・オン・ザ・レイクでのピーチ・フェスティバルのひとこまと、アメリカ滝・カナダ滝などの美しい風景です。観光船「霧の乙女号」からの滝の迫力は相当なもので自然の脅威を満喫しました。配布された「かっぱ」を着ても滝に接近すると大雨にあったようにずぶぬれになりました。夜間のライトアップによる滝は幻想的でした。なおナイアガラを訪れる観光客は年間約1400万人とのことです。

「 ナイアガラ 」 (1/2) アメリカ滝、カナダ滝、カナダ滝(滝口)、アメリカ滝(夜景)
「 ナイアガラ 」 (2/2) カナダ滝の虹、レインボウ・ブリッジ、イニスキリン・ワイナリーのフロント女性と妻、
ナイアガラ・オン・ザ・レイクのピーチ・フェスティバル。


3 カナディアン・ロッキー (1) バンフ

バンフには4泊し、ここを基点にしてカナディアン・ロッキー地区を観光しました。バンフは四方を3000m級の山々に囲まれた余り大きくはない美しい街で、この時期は地元のカナダやアメリカなどから避暑をかねた観光客や多くの日本人で大変賑わっていました。

「 バンフ 」 (1/2) カスケイド山、バンフ街並み、カスケイド・ガーデンからの眺め、現地の人と談笑する妻。
「 バンフ 」 (2/2) バンフ・スプリングス・ホテル、エルク(大鹿)、ボウ滝、フードウー。


4 カナディアン・ロッキー (2) 山・氷河・滝・湖

バンフから西北方向約300kmに位置するジャスパーまでの高速道路(1号線)は氷河ハイウエイと言われ、私たちが初めて近づいたカナディアン・ロッキーは3000mを超える数多くの峰々と、山々の間や頂上に横たわる氷河とそこから流れ落ちる滝や大小の湖で構成され、特に深い緑の水を湛えた湖は正面にそびえる山の頂きと良く調和してこの世のものとは思えないほど美しい光景で、本当に命が洗われる思いで眺めました。
また「アサバカス氷河」に雪上車から初めて降り立ち、何万年も前から横たわっているコロンビア大氷原を目の当たりにして、自然の雄大さと脅威に感激しました。

「 山と氷河 」 キャッスル山、スリー・シスターズ・マウンテン、コロンビア大氷原、アサバカス氷河。
「 湖 」 エメラルド湖、モーレン湖、レイク・ルイーズ、ボウ湖。
「 滝と動物 」 タカカウ滝、鳴きうさぎ。


5 バンクーバー

今回のカナダ旅行の最終地です。以前に国際博覧会が開催されて多くの施設が残っており、港町の風景からバラード入江はオーストラリアのシドニーとよく似ていると思いました。この街で印象に残ったのはスチーム時計で、ある時刻になると昔の蒸気機関車と同じ「汽笛」を発しています。
このほかクイーン・エリザベス・パークにも行きましたが、夜であったこともあり残念ながら写真はとれませんでした。

「 バンクーバー 」 (1/2) ハーバー・センター、港とカナダ・プレイス、スチーム時計、BCプレイ・スタディアム。
「 バンクーバー 」 (2/2) トーテム・ポール広場、グランビル・アイランドのキッズ・ショッピングで。