ソルバンバン・歓喜の行進 人・人・人のグローバルループ
若い男女10人ほどで編成され、グローバルループを前後2台の自動車から流れる音楽にあわせて太鼓をたたいたり踊りながら行進する。このグループを初めて見たときは、外国人だと感じたほど動きや表情が日本人離れしていた。嬉しいのはカメラを向けると若い女性が微笑みかけてくれること。2人の足長兄さんの動きも危なげなく、楽しみながら見ることが出来た。ソルバンバンという名前を知ったのは万博も終わりに近い時期、テレビ放映によってである。 愛知万博の最終日のグローバルコモン2に通じるところの光景である。正面はカナダ館であるが、ここを含めて全パビリオンはラッシュアワーの駅の改札口を思わせるような状況。駅と違うのはここでは客の動きがほとんど無いこと。この日の入場者は約24万4千人であり、私も午後会場に入ってこの中の1人になったが、パビリオンに入ることもままならずただひたすら歩き回っていた。しかし今日限りで愛知万博の雰囲気を味わえなくなるので一抹の寂しさを感じる。