三菱未来館前・黒山の人だかり 愛知万博「夢みる山」最後の姿
企業パビリオンの大部分は前回のページで紹介し、三菱未来館だけが残った。8月末に描いたが壁の植物は実際にはこのように生い茂っていなかった。私がこのパビリオンに入ったのは7月上旬でこの時でも45分ほど待ったが、この絵を描いた日は待ち時間1.5時間以上の表示が出ていた。「もしも月が無かったら」という今まで考えたことも無いこのテーマは確かに良い狙いであった。 最終日のこの日の夜私は愛知万博を脳裏に焼き付けるため、約1時間かけて全部の外国パビリオンの前まで巡回した。閉館は早いところでは午後6時半頃、人気があるところはまだ延々と人の列が続いていた。私はこの日、「夢みる山」で上演中の「めざめの方舟」を予約できて5時から入館した。2度目である。それを記念することも考え、この赤富士をイメージした「夢みる山」を作品に残した。