森のかくれ家 北の森・散歩道とゴンドラ
森の学校の散策コースの途中に設置されている。一軒の建物であるが手前は現在の和風様式で、のみを使った建材の組み合わせに土壁、後方は弥生時代工法の木の枝を縄で縛りつけて造られているという。屋根には上下式扉の覗き窓があり、やはり隠れるための施設であろうか。手前の黒いものは木炭で造った呼び鈴らしい。屋根の仕上げは確認しなかったが、板葺きと草葺であろう。
森の自然学校はそれだけで1つのパビリオンとして位置づけらており、長久手会場のかなり広い林の中に数条の散策コースが設けられている。このためゴンドラの下をくぐる場所があちこちにあり、時にはこのように2つのゴンドラの行き違いを見上げることになる。道路は手すりと砕いた木製チップを敷き詰めた路面で構成され、林の緑と相まって本当に癒される感じに浸ることが出来る。